業務内容
BUSINESS
WATER-JET
ウォータージェット工法
WATER-JET
ウォータージェット工法は、水を驚異的な圧力で噴射することで、まるで刃物のように様々な素材を加工する画期的な技術です。
「表面処理」「斫り(はつり)」「剥離」「洗浄」といった作業を、目的に合わせて柔軟に実現できる点が強みです。主として水を使用するため環境負荷を大幅に低減できるだけでなく、作業者への安全性にも配慮されている点も大きな利点です。
性能、効率、そして安全性が飛躍的に進化を遂げた最先端の加工技術であり、様々な産業分野での活躍が期待されています。精密な加工から大規模な構造物の解体まで、ウォータージェット工法はその力を発揮し、より持続可能で効率的な社会の実現に貢献します。
ウォータージェットに出来ること
WATER-JET ABILITY
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表面処理
高圧の水流を対象物に噴射することで、汚れ、付着物、旧塗膜、錆などを除去したり、表面の粗さを調整したりする技術です。物理的な力で表面を改質するため、環境負荷が比較的少なく、多様な用途に活用されています。
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斫 り
コンクリートを高圧水流で破砕します。騒音や振動を抑え、市街地などでの工事に最適です。精密な制御により、ピンポイントな斫り作業も可能です。
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剥 離
高圧水流で塗膜や錆などを剥がします。
対象物を傷つけにくいため、文化財などの修復にも利用可能です。薬品不使用で環境に配慮した剥離作業ができます。 -
洗 浄
高圧水流で汚れを洗い流します。
配管内部からインフラ設備まで洗浄可能です。研磨材を加えてブラスト洗浄も行えます。
衛生的な環境に最適で、環境負荷も低いのが特徴です。
建築工事・土木工事業
Building and civil engineering work
ウォータージェット工法により、コンクリートや金属などの構造物を斫り(はつり)、切断、穿孔(せんこう)、表面処理、洗浄などを行います。
劣化したコンクリートの除去や、ひび割れ補修のためのUカット・Vカット、耐震補強のための下地処理。また、塗膜剥離や洗浄、アスベスト除去等にも利用され、それらは高速道路・橋梁・トンネル・ダムなどのインフラにおいて、特に補修や補強の面で効力を発揮します。
対象物に直接触れながら施工するわけではないため、必要箇所以外への影響を最小限に抑えることができ、振動や騒音が少なく、環境に配慮しながら工事を進めることが可能です。
建築物の清掃業
Building cleaning services
プラントを中心に、建築物の洗浄を行います。高圧の水を噴射して、様々な設備汚れを除去します。化学薬品を使用せずに物理的な力で汚れを落とすため、環境負荷が少なく、効率的な洗浄が可能です。
単に汚れを除去するだけでなく、建物の種類や素材、利用状況に合わせて最適な清掃方法を選定し、専門的な知識と技術をもって清掃を行います。定期的な清掃はもちろんのこと、特殊な清掃や高所作業など、様々なニーズに対応することで、建築物の美観維持、衛生環境の向上、そして建物の資産価値を守ります。清潔で快適な空間は、そこで働く人々や利用者の満足度を高め、企業のイメージアップにも繋がります。建築物清掃業は、人々の生活を豊かにし、社会に貢献する、不可欠な存在です。
産業廃棄物収集運搬
Industrial waste collection and transport
事業活動に伴って発生する産業廃棄物を、排出事業者から適正に収集し、中間処理施設や最終処分場まで安全に運搬する、社会にとって不可欠な役割を担っています。
環境汚染を防止し、生活環境を保全するため、法律に基づいた厳格な管理体制のもと、専門的な知識と技術をもって業務を遂行します。収集運搬車両の適切な管理、運搬ルートの最適化、そして関係法令の遵守を徹底することで、安全かつ確実な産業廃棄物の処理を実現します。
また、近年では、資源の有効活用という観点から、リサイクル可能な産業廃棄物の分別収集や、中間処理施設との連携強化など、資源循環型社会の構築に貢献しています。
コンクリートの
耐用年数問題に対応
Addressing Concrete Service Life Issues
コンクリートの耐用年数や平均寿命は約50年といわれています。日本の高度経済成長時において急速に整備された、高速道路や橋梁などのインフラは、近年その年数を超え、補修や補強が急務となっています。
コンクリートを対象に、その効力を最大限に発揮できるウォータージェット工法は、それらの問題への解決策になることが大いに期待される技術です。対象物の大小や広狭に関わらず、必要な箇所のみに施工を行え、周りの構造物や環境への影響を最小限に抑えることができる高圧洗浄と、それを扱う洗浄士たちが、コンクリートの耐用年数問題を解決します。